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かたひぢ
ふりがな文庫
“かたひぢ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
肩肘
65.0%
片肘
25.0%
片肱
5.0%
片臂
5.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
肩肘
(逆引き)
漸
(
ようや
)
く落着いた平次、その後ろに
肩肘
(
かたひぢ
)
を怒らす八五郎、お時はお靜の身體を
盾
(
たて
)
にして、部屋の隅へ小さく坐りました。
銭形平次捕物控:183 盗まれた十手
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
かたひぢ(肩肘)の例文をもっと
(13作品)
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片肘
(逆引き)
富岡は壁に
凭
(
もた
)
れて、長い膝小僧を抱いた。ゆき子は蒲団に
片肘
(
かたひぢ
)
ついて横坐りになると、ジャケツの胸の上から大きなまるい乳房を、
叩
(
たゝ
)
くやうにして
掻
(
か
)
いてゐる。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
かたひぢ(片肘)の例文をもっと
(5作品)
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片肱
(逆引き)
『天下の奇蹟だね。』と
嘴
(
くちばし
)
を容れて、古洋服の楠野君は横になつた。横になつて、砂についた
片肱
(
かたひぢ
)
の、
掌
(
たなごゝろ
)
の上に頭を載せて、寄せくる浪の穗頭を、ズット斜に見渡すと、其起伏の樣が又一段と面白い。
漂泊
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
かたひぢ(片肱)の例文をもっと
(1作品)
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片臂
(逆引き)
いでや、事の
様
(
よう
)
を見んとて、
慢々
(
ゆらゆら
)
と
出来
(
いできた
)
れるは富山唯継なり。片手には
葉巻
(
シガア
)
の
半
(
なかば
)
燻
(
くゆ
)
りしを
撮
(
つま
)
み、
片臂
(
かたひぢ
)
を五紋の
単羽織
(
ひとへはおり
)
の
袖
(
そで
)
の内に張りて、鼻の下の延びて見ゆるやうの
笑
(
ゑみ
)
を浮べつつ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
かたひぢ(片臂)の例文をもっと
(1作品)
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かたひじ