“盾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たて98.1%
だて1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとへば一の隊伍の、己を護らんとてたてにかくれ、その擧りて方向むきを變ふるをえざるまに、旗を持ちつゝめぐるがごとく 一九—二一
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
稻束いなづかたてに、や、御寮ごれう、いづくへぞ、とそゞろにへば、莞爾につこりして、さみしいから、田圃たんぼ案山子かゝしに、さかづきをさしにくんですよ。
婦人十一題 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
大牟田家の親戚に当る、しかも大成金のわしといううしろだてがあれば、彼の野望も満更ら夢とばかりは云えないのだ。
白髪鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)