“案山子”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かかし69.2%
かがし13.3%
かゝし13.3%
かゞし2.5%
かがち0.8%
カヽシ0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“案山子”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語9.4%
文学 > 英米文学 > 小説 物語8.2%
文学 > 日本文学 > 詩歌(児童)2.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
鯉七 はあ、いかさまきさまのせいでもあるまい。助けてやろう——そりゃ行け。やい、稲が実ったら案山子かかしになれ!
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
……それをのまゝに見えるけれど、如何いかに奇を好めばと云つても、女の形に案山子かかしこしらへるものはない。
光籃 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
文学界の流行となってるそれらの大きな案山子かがしのうちに、フランソアーズ・ウードンという女優がクリストフの注意をひいた。
ただ幾人かの老案山子かがしどもが、二十年前に芸術や政治上の一流新進者を気取っていた者どもが、同じ贋物にせものの顔つきで今日もまだいばっています。
んかい、案山子かゝしんかい、案山子かゝし………』とれいこゑつゞけてぶ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
で、つきみちらすのも、案山子かゝしぶのも、からかさくるま
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
だから私は、自分の愛情にもつとふさはしい相手がないから、小さな案山子かゞしのやうにぼろ/\になつた、色褪せた人形を愛することに、喜びを見出さうとつとめた。
肩飾かたかけ目飾めかくしをしたキューピッドに彩色さいしきした韃靼形だったんがた小弓こゆみたせて、案山子かゞしのやうに、娘達むすめたち追𢌞おひまはさするのは最早もうふるい。
山田やーまだのなーかの、一本あち案山子かがち
野ざらし (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
あーるけなーいのか山田の案山子かがち
野ざらし (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
一方、又近代では、苗を束ねた人形や、役のすんだ案山子カヽシを正客とする程神を空想化してゐる処もある。
河童の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)