大層顏の良いのが居たつて、辻斬へ指も差せねえやうぢや案山子ほどの役にも立たねえ、——と斯うだ、親分
六尺豊の太十に私は振りまはされて案山子のやうであつたが、太十があまりの手応へのなさに毒気を抜かれて、月を仰いだ瞬間、矢庭に私は蛇籠の目から滾れ出た鉄瓶大の石を拾ふや
“案山子”の意味
《名詞》
かかし。
(出典:Wiktionary)
(出典:Wiktionary)
“案山子(かかし)”の解説
かかし(案山子、鹿驚)は、田や畑などの中に設置して、作物を荒らす鳥などの害獣を追い払うための田畑に立てる竹やわらなどで作った人形やそれに類するなんらかの仕掛けである。地域によっておどし、そうずなどさまざまな異称がある。
(出典:Wikipedia)
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