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稻束
ふりがな文庫
“稻束”の読み方と例文
新字:
稲束
読み方
割合
いなづか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いなづか
(逆引き)
稻束
(
いなづか
)
を
盾
(
たて
)
に、や、
御寮
(
ごれう
)
、いづくへぞ、とそゞろに
問
(
と
)
へば、
莞爾
(
につこり
)
して、さみしいから、
田圃
(
たんぼ
)
の
案山子
(
かゝし
)
に、
杯
(
さかづき
)
をさしに
行
(
ゆ
)
くんですよ。
婦人十一題
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
尾上
(
をのへ
)
に
遙
(
はるか
)
に、
崖
(
がけ
)
に
靡
(
なび
)
いて、
堤防
(
どて
)
に
殘
(
のこ
)
り、
稻束
(
いなづか
)
を
縫
(
ぬ
)
つて、
莖
(
くき
)
も
葉
(
は
)
も
亂
(
みだ
)
れ
亂
(
みだ
)
れて
其
(
それ
)
は
蕎麥
(
そば
)
よりも
赤
(
あか
)
いのに、
穗
(
ほ
)
は
夢
(
ゆめ
)
のやうに
白
(
しろ
)
い
幻
(
まぼろし
)
にして
然
(
しか
)
も、
日
(
ひ
)
の
名殘
(
なごり
)
か、
月影
(
つきかげ
)
か、
晃々
(
きら/\
)
と
艶
(
つや
)
を
放
(
はな
)
つて、
山
(
やま
)
の
袖
(
そで
)
に、
懷
(
ふところ
)
に
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
稻束(いなづか)の例文をもっと
(2作品)
見る
稻
部首:⽲
15画
束
常用漢字
小4
部首:⽊
7画
“稻”で始まる語句
稻荷
稻妻
稻
稻置
稻羽
稻幹
稻目
稻城
稻搗
稻本
“稻束”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花