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蘆間
ふりがな文庫
“蘆間”の読み方と例文
読み方
割合
あしま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あしま
(逆引き)
三人は、
喧
(
やかま
)
しく
行々子
(
よしきり
)
の鳴いている
蘆間
(
あしま
)
をくぐって、砂洲に出た。そして、しばらく蜆を拾ったり、穴を掘ったりして遊んだ。
次郎物語:01 第一部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
雲
(
くも
)
往
(
ゆ
)
き
雲
(
くも
)
來
(
きた
)
り、やがて
水
(
みづ
)
の
如
(
ごと
)
く
晴
(
は
)
れぬ。
白雲
(
しらくも
)
の
行衞
(
ゆくへ
)
に
紛
(
まが
)
ふ、
蘆間
(
あしま
)
に
船
(
ふね
)
あり。
粟
(
あは
)
、
蕎麥
(
そば
)
の
色紙畠
(
しきしばたけ
)
、
小田
(
をだ
)
、
棚田
(
たなだ
)
、
案山子
(
かゝし
)
も
遠
(
とほ
)
く
夕越
(
ゆふご
)
えて、
宵
(
よひ
)
暗
(
くら
)
きに
舷
(
ふなばた
)
白
(
しろ
)
し。
月令十二態
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
田の中の小道を行けば冬の溝川水少く草は大方に枯れ尽したる中に
蓼
(
たで
)
ばかりの
赤
(
あこ
)
う残りたる、とある処に古池の
蓮
(
はちす
)
枯れて
雁
(
がん
)
鴨
(
かも
)
の
蘆間
(
あしま
)
がくれに
噪
(
さわ
)
ぎたる
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
蘆間(あしま)の例文をもっと
(19作品)
見る
蘆
漢検1級
部首:⾋
19画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
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