“蓼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たで98.2%
タデ1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
柳、蓼(たで)、蘆(あし)などのように、水辺の植物は水に配合して眺めなければその植物の美的特徴を完全に受け取ることは不可能と言っていい。
季節の植物帳 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
畑の次手(ついで)に、目の覚めるような真紅(まっか)な蓼(たで)の花と、かやつり草(そう)と、豆粒ほどな青い桔梗(ききょう)とを摘んで帰って、硝子杯(コップ)を借りて卓子台(ちゃぶだい)に活けた。
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
元来蓼(タデ)はその味の辛いのが本領であって、『秘伝花鏡(ひでんかきょう)』にも「蓼ハ辛草也」とある。すなわちその辛辣な味が貴ばれる。そこでこの辛味ある蓼を本蓼(ホンタデ)とも真蓼(マタデ)ともいっている。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
蓼(タデ)の属にハナタデすなわち花蓼というものが前々からあり
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)