トップ
>
小盾
ふりがな文庫
“小盾”の読み方と例文
読み方
割合
こだて
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こだて
(逆引き)
小盾
(
こだて
)
も見えず、姿見を
傍
(
かたわら
)
に、追って出る坊主から
庇
(
かば
)
うのに、我を忘れて、
帷子
(
かたびら
)
の片袖を
引切
(
ひっき
)
りざまに、玉香を包み、信女を
蔽
(
おお
)
うた。
露萩
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
はね起きると、すばやく倒れた
遣戸
(
やりど
)
を
小盾
(
こだて
)
にとって、きょろきょろ、目を左右にくばりながら、すきさえあれば、逃げようとする。
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
守はピョコンと立上って、椅子を
小盾
(
こだて
)
に取って身構えながら、えたいの知れぬ相手を
睨
(
にら
)
みつけた。
妖虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
小盾(こだて)の例文をもっと
(4作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
盾
常用漢字
中学
部首:⽬
9画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父
“小盾”のふりがなが多い著者
泉鏡花
江戸川乱歩
芥川竜之介