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空罎
ふりがな文庫
“空罎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あきびん
90.0%
からびん
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あきびん
(逆引き)
ビールの
空罎
(
あきびん
)
に入れられた麦湯が古い
井字形
(
せいじがた
)
の井戸に細い綱でつるして冷やされてあった。井戸側には大きな葉の草がゴチャゴチャ
生
(
は
)
えている。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
すると勝手の方で
婆
(
ばあ
)
さんの声がした。それから牛乳配達が
空罎
(
あきびん
)
を鳴らして急ぎ足に出て行った。
宅
(
うち
)
のうちが静かなので、鋭どい代助の聴神経には善く
応
(
こた
)
えた。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
空罎(あきびん)の例文をもっと
(9作品)
見る
からびん
(逆引き)
取っつきの
室
(
しつ
)
には粗末な木地のテーブルに、ミルクの
空罎
(
からびん
)
だのつまったのだの、ゴチャ交ぜに並べた、その横に
素
(
す
)
の
片肱
(
かたひじ
)
をついて
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
空罎(からびん)の例文をもっと
(1作品)
見る
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
罎
漢検1級
部首:⽸
22画
“空”で始まる語句
空
空地
空虚
空想
空洞
空腹
空家
空気
空嘯
空手
“空罎”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
ロバート・ルイス・スティーブンソン
国木田独歩
徳田秋声
中里介山
島崎藤村
北原白秋
夏目漱石
田山花袋
芥川竜之介