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猫背
ふりがな文庫
“猫背”の読み方と例文
読み方
割合
ねこぜ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねこぜ
(逆引き)
と声があって、その衝立のうしろから現われた
異様
(
いよう
)
な人物。長い中国服を着、その上に白い実験衣をフワリと着ている
猫背
(
ねこぜ
)
の男だった。
見えざる敵
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そう云って、いつも
炬燵
(
こたつ
)
を前に、書物をのせた見台を左の
傍
(
かたわら
)
に、そして、背中へは真綿を入れているとみえ、
猫背
(
ねこぜ
)
になって見えるのである。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
突然声をかけたのは首席教官の
粟野
(
あわの
)
さんである。粟野さんは五十を越しているであろう。色の黒い、
近眼鏡
(
きんがんきょう
)
をかけた、
幾分
(
いくぶん
)
か
猫背
(
ねこぜ
)
の
紳士
(
しんし
)
である。
十円札
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
猫背(ねこぜ)の例文をもっと
(35作品)
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“猫背”の解説
猫背(ねこぜ、Kyphosis)は、人間の背中が丸まって内側へ反り、頭部が前方に出た姿勢になる現象。
脊椎後彎症のうち脊柱の胸椎がなだらかである円背を指す。
。猫の背中のように丸くなることから猫背という。
(出典:Wikipedia)
猫
常用漢字
中学
部首:⽝
11画
背
常用漢字
小6
部首:⾁
9画
“猫”で始まる語句
猫
猫撫声
猫撫
猫板
猫柳
猫又
猫児
猫楊
猫婆
猫属
“猫背”のふりがなが多い著者
邦枝完二
イワン・ツルゲーネフ
ロマン・ロラン
エドガー・アラン・ポー
谷崎潤一郎
林不忘
横光利一
夏目漱石
長谷川時雨
泉鏡太郎