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『見えざる敵』
ふりがな文庫
『
見えざる敵
(
みえざるてき
)
』
上海四馬路の夜霧は濃い。 黄いろい街灯の下をゴソゴソ匍うように歩いている二人連の人影があった。 「——うむ、首領この家ですぜ。丁度七つ目の地下窓にあたりまさあ」 と、斜めに深い頬傷のあるガッチリした男が、首領の袖をひっぱった。 「よし。じゃ …
著者
海野十三
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約27分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
外
(
がい
)
似合
(
にわ
)
明
(
あけ
)
俺
(
あっし
)
化
(
か
)
恥
(
はず
)
斜
(
なな
)
空室
(
あきしつ
)
詳
(
つまびら
)
頭髪
(
とうはつ
)
外
(
はず
)
情
(
なさ
)
抱
(
かか
)
果
(
は
)
空
(
むな
)
見合
(
みあわ
)
酔漢
(
すいかん
)
黄金
(
おうごん
)
一抱
(
ひとかか
)
俄
(
にわ
)
傾
(
かたむ
)
喚起
(
かんき
)
声
(
ごえ
)
失敗
(
しま
)
家
(
いえ
)
幕
(
とばり
)
床
(
ゆか
)
往来
(
おうらい
)
悪漢
(
あっかん
)
捕虜
(
ほりょ
)
注
(
そそ
)
環
(
かん
)
白昼
(
はくちゅう
)
破
(
わ
)
空
(
から
)
空洞
(
くうどう
)
肯
(
うなず
)
華
(
はなや
)
蒼白
(
そうはく
)
触
(
ふ
)
賑
(
にぎや
)
首領
(
しゅりょう
)
丁度
(
ちょうど
)
上海
(
シャンハイ
)
上衣
(
うわぎ
)
両眼
(
りょうがん
)
乃公
(
おれ
)
乾分
(
こぶん
)
仕業
(
しわざ
)
侮蔑
(
ぶべつ
)
便器
(
べんき
)
偉力
(
いりょく
)
儂
(
わし
)
儲
(
もう
)
前室
(
ぜんしつ
)
加減
(
かげん
)
勢
(
いきおい
)
匍
(
は
)
化物
(
ばけもの
)
卓子
(
テーブル
)
只
(
ただ
)
合
(
あ
)
合図
(
あいず
)
吐息
(
といき
)
呆
(
あき
)
呆然
(
ぼうぜん
)
唸
(
うな
)
喚
(
わめ
)
喧
(
やかま
)
嗅
(
か
)
堅固
(
けんご
)
墜
(
お
)
壊
(
こわ
)
外
(
ほか
)
夜霧
(
よぎり
)
孔
(
あな
)
宝物
(
ほうもつ
)
尊
(
とうと
)
尻餅
(
しりもち
)
居
(
お
)
巷
(
ちまた
)
引率
(
いんそつ
)
徘徊
(
はいかい
)
復讐
(
ふくしゅう
)
怪訝
(
けげん
)
悄気
(
しょげ
)
愕
(
おどろ
)
愚痴
(
ぐち
)
慄
(
ふる
)
憤慨
(
ふんがい
)
懐
(
ふところ
)
戦慄
(
せんりつ
)
所在
(
ありか
)
扁平
(
へんぺい
)
扉
(
ドア
)
手招
(
てまね
)
折角
(
せっかく
)
拘
(
かかわ
)
掃
(
は
)
採取
(
さいしゅ
)