“採取”の読み方と例文
読み方割合
さいしゅ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは時間中じかんちゅうに、砂場すなば採取さいしゅしてきた砂鉄さてつかみうえにのせて、磁石じしゃくかみうら摩擦まさつしながら、すなをぴょんぴょんとおどらせていたのを、先生せんせいつかったからです。
二少年の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
これは私がかつて、こわれた窓硝子ガラスの光ったふちから採取さいしゅしたものでした。あの怪物が室内から飛び出すときに、するどい硝子の刃状はじょうになったところで、切開したものと思います。
崩れる鬼影 (新字新仮名) / 海野十三(著)
返せ。あれは世界の宝物なのだ。十萬メートルの高空で採取さいしゅした珍らしい毛なんだ。それを
見えざる敵 (新字新仮名) / 海野十三(著)