“砂場”の読み方と例文
読み方割合
すなば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くるとしちゃんは、学校がっこうへいくと、やすみの時間じかんに、運動場うんどうじょう砂場すなばで、小山こやまといっしょに砂鉄さてつるのに夢中むちゅうになっていました。
白い雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)
張っていてくれ。あすこに砂場すなばという蕎麦屋があるから、そこを足休めにして、小左衛門の出入りを見張っていろ。おれの名をいえば、蕎麦屋でも何かの手伝いをしてくれるかも知れねえ
半七捕物帳:49 大阪屋花鳥 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
それは時間中じかんちゅうに、砂場すなば採取さいしゅしてきた砂鉄さてつかみうえにのせて、磁石じしゃくかみうら摩擦まさつしながら、すなをぴょんぴょんとおどらせていたのを、先生せんせいつかったからです。
二少年の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)