トップ
>
猫又
ふりがな文庫
“猫又”の読み方と例文
読み方
割合
ねこまた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねこまた
(逆引き)
終
(
しまひ
)
には
猫又
(
ねこまた
)
が
化
(
ば
)
けた、
妾
(
めかけ
)
のやうに、
日
(
ひ
)
の
目
(
め
)
を
厭
(
いと
)
うて、
夜
(
よる
)
も
晝
(
ひる
)
も、
戸障子
(
としやうじ
)
雨戸
(
あまど
)
を
閉
(
し
)
めた
上
(
うへ
)
を、二
重
(
ぢう
)
三
重
(
ぢう
)
に
屏風
(
びやうぶ
)
で
圍
(
かこ
)
うて、
一室
(
ひとま
)
どころに
閉籠
(
とぢこも
)
つた
切
(
きり
)
、と
言
(
い
)
ひます……
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
第四種(鳥獣編)妖鳥、怪獣、魚虫、火鳥、雷獣、
老狐
(
ろうこ
)
、
九尾狐
(
きゅうびのきつね
)
、
白狐
(
びゃっこ
)
、
古狸
(
ふるだぬき
)
、
腹鼓
(
はらつづみ
)
、
妖獺
(
ようだつ
)
、
猫又
(
ねこまた
)
、
天狗
(
てんぐ
)
妖怪学講義:02 緒言
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
余り久しく飼えば
猫又
(
ねこまた
)
に化け「猫じゃ猫じゃとおっしゃりますな、アニャニャニャンノニャン」
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
猫又(ねこまた)の例文をもっと
(6作品)
見る
“猫又”の解説
猫又、猫股(ねこまた)は、日本の民間伝承や古典の怪談、随筆などにあるネコの妖怪。大別して山の中にいる獣といわれるものと、人家で飼われているネコが年老いて化けるといわれるものの2種類がある。
(出典:Wikipedia)
猫
常用漢字
中学
部首:⽝
11画
又
常用漢字
中学
部首:⼜
2画
“猫又”で始まる語句
猫又法印
猫又坂
猫又殿
検索の候補
猫又坂
猫又殿
猫又法印
“猫又”のふりがなが多い著者
井上円了
南方熊楠
夏目漱石
海野十三
泉鏡花
寺田寅彦