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一室
読み方 | 割合 |
ひとま | 86.5% |
いつしつ | 12.2% |
いっしつ | 1.4% |
最も
当坐二月ばかりは、
何うかすると
一室に
籠つて、
誰にも
口を
利かないで、
考事をして
居たさうですが、
別に
仔細は
無かつたんです。
さて此家にも別に
竈はなくみな
炉にてものを
煮る也。やがて夜もくれければ姫小松を細く割たるを
燈とす、
光り
一室をてらして
蝋燭にもまされり。
これは二階の
一室を
繞すに
四目格子を以てしたもので、地震の日には工事既に
竣って、その中はなお空虚であった。