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猫柳
ふりがな文庫
“猫柳”の読み方と例文
読み方
割合
ねこやなぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねこやなぎ
(逆引き)
お嬢さんははっとした彼を
後
(
うし
)
ろにしずしずともう通り過ぎた。日の光りを
透
(
す
)
かした雲のように、あるいは花をつけた
猫柳
(
ねこやなぎ
)
のように。………
お時儀
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
川
(
かわ
)
の
堤
(
つつみ
)
に
出
(
で
)
たとき、
紋次郎君
(
もんじろうくん
)
が
猫柳
(
ねこやなぎ
)
の
枝
(
えだ
)
を
折
(
お
)
って
来
(
き
)
て
鐘
(
かね
)
にささげた。ささげたといっても、
鐘
(
かね
)
のそばにおいただけである。
ごんごろ鐘
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
その後にも『
猫柳
(
ねこやなぎ
)
』という随筆集を出した。しかも「十番雑記」の一文はどれにも編入されていない。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
猫柳(ねこやなぎ)の例文をもっと
(7作品)
見る
“猫柳(ネコヤナギ)”の解説
ネコヤナギ(猫柳、学名: Salix gracilistyla)は、ヤナギ科ヤナギ属の落葉低木。山間部の渓流から町中の小川まで、広く川辺に自生する、ヤナギの1種である。
(出典:Wikipedia)
猫
常用漢字
中学
部首:⽝
11画
柳
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“猫”で始まる語句
猫
猫背
猫撫声
猫撫
猫板
猫又
猫楊
猫児
猫婆
猫属
“猫柳”のふりがなが多い著者
槙本楠郎
佐々木邦
柳田国男
新美南吉
泉鏡花
岡本綺堂
芥川竜之介