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ねこいた
ふりがな文庫
“ねこいた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
猫板
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猫板
(逆引き)
闇太郎は、白鳥徳利の酒を、
燗
(
かん
)
もせずに、長火鉢の
猫板
(
ねこいた
)
の上に、二つ並べた湯呑みに、ドクドクと注ぎ分けるのだった。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
平次はさう言ひながらも、八五郎の眞劍さに釣り込まれて、火のない火鉢を挾んで、
猫板
(
ねこいた
)
の上に頬杖を突くのでした。
銭形平次捕物控:289 美しき人質
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
栄二は火のない長火鉢の脇に坐り、おちつかないようすで、その長火鉢のふちや、
猫板
(
ねこいた
)
などを
撫
(
な
)
でた。
さぶ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
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