“虹鱒”の読み方と例文
読み方割合
にじます100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アメリカから移り殖えた虹鱒にじますとか川鱒かわますとか、北海道から内地へ移して人工で繁殖した鱒に比べると、比較にならないほど、姿も大きく味も上等である。
鱒の卵 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
ますの種類で、虹鱒にじますというのが、育ちが早くてうまいというので、諸国の人が、アメリカからそれを移したがっているから、追々こっちへ来るかも知れない——といったようなもので
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
四寸ぐらいもある美しい虹鱒にじますだった。
キャラコさん:04 女の手 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)