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虹霓
ふりがな文庫
“虹霓”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にじ
57.1%
こうげい
42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にじ
(逆引き)
彼女の方でも嫌悪と
怨恨
(
えんこん
)
のごちゃまぜになった眼で夫を睨み返した。細君にも自分の計画や思惑や、
虹霓
(
にじ
)
のような夢想があるのだった。
富籤
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
何しろこんな時は気を落ちつけて寝るのが
肝心
(
かんじん
)
だと堅く眼を閉じて見る。すると
虹霓
(
にじ
)
を
粉
(
こ
)
にして振り
蒔
(
ま
)
くように、眼の前が五色の斑点でちらちらする。
琴のそら音
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
虹霓(にじ)の例文をもっと
(4作品)
見る
こうげい
(逆引き)
がかれは
爛々
(
らんらん
)
たる
炎
(
ほのお
)
の鏡に射られて目がくらんだ、五色の
虹霓
(
こうげい
)
がかっと脳を刺したかと思うとその光の中に
画然
(
かくぜん
)
とひとりの男の顔があらわれた。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
やがて正面上段の白雲黒雲の
帳
(
とばり
)
が開かれますと、水晶の玉座の上に朝の雲、夕の雲、五色七彩の
袖
(
そで
)
眼も
眩
(
まばゆ
)
く、
虹霓
(
こうげい
)
の後光鮮かにホリシス神が出現しまして
鼻の表現
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
虹霓(こうげい)の例文をもっと
(3作品)
見る
“虹霓”の意味
《名詞》
虹霓(こうげい 別表記:虹蜺)
虹の漢語表現。「虹」は、はっきりと見える主虹、「霓」はその外側に薄く見える副虹、古代中国において、これらをそれぞれ雌雄の蛇又は竜として、対にした表現。
(出典:Wiktionary)
虹
常用漢字
中学
部首:⾍
9画
霓
漢検1級
部首:⾬
16画
“虹霓”の関連語
霓
“虹霓”で始まる語句
虹霓関
検索の候補
虹霓関
“虹霓”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
アントン・チェーホフ
蒲原有明
夏目漱石
今野大力
夢野久作