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燧
ふりがな文庫
“燧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひうち
80.0%
き
7.5%
いし
2.5%
う
2.5%
ひ
2.5%
まっち
2.5%
キ
2.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひうち
(逆引き)
轟の源松は、腰に下げていた小田原提灯を取り出して、
燧
(
ひうち
)
をカチカチと切って、それに火を入れたのは、とある橋の
袂
(
たもと
)
でありました。
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
燧(ひうち)の例文をもっと
(32作品)
見る
き
(逆引き)
ますらをや命ある
間
(
ま
)
と口火
燧
(
き
)
り爆藥の筒はいたはりぬらむ
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
燧(き)の例文をもっと
(3作品)
見る
いし
(逆引き)
燧
(
いし
)
が丸くなってしまって、それに火絮が湿ってるだから……
漸
(
やっと
)
の事で点いただ、これでこの紙の附木に付けるだ、それ能く点くべい、えら硫黄臭いが、硫黄で
拵
(
こしれ
)
えた紙だと見える
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
燧(いし)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
う
(逆引き)
「それあともかく、ちよつと見て来るだけでも見て来てやらにやあ。おめえ一つ火を
燧
(
う
)
つてくんなよ!」
ディカーニカ近郷夜話 前篇:03 ソロチンツイの定期市
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
燧(う)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひ
(逆引き)
そこへ
蹲
(
うずくま
)
って、カチカチと
燧
(
ひ
)
を切りはじめました。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
燧(ひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
まっち
(逆引き)
燧
(
まっち
)
で火を移しますると、ぽっ/\と燃え上る。
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
燧(まっち)の例文をもっと
(1作品)
見る
キ
(逆引き)
大国主のたぎしの小浜の火
燧
(
キ
)
りの呪詞、播磨風土記の
出雲墓屋
(
イヅモハカヤ
)
の条、引いては出雲人で河内に移住し、土師氏の祖先となつた野見宿禰の陵墓に関する伝承等が示してゐる。
日本文学の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
燧(キ)の例文をもっと
(1作品)
見る
燧
漢検1級
部首:⽕
17画
“燧”を含む語句
燧石
燧火
燧袋
燧打石
燧岳
火燧
燧金
燧石箱
燧臼
燧杵
燧道具
火燧石
燧鉄
燧木
燧打
燧鎌
燧玉
燧石抔
燧石袋
燧艾
...
“燧”のふりがなが多い著者
中里介山
ヴィクトル・ユゴー
木暮理太郎
ニコライ・ゴーゴリ
小島烏水
三遊亭円朝
三好達治
国枝史郎
北原白秋
泉鏡太郎