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燧鉄
ふりがな文庫
“燧鉄”の読み方と例文
読み方
割合
うちがね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちがね
(逆引き)
彼等は黒い哥薩克帽を片下りにかぶつて、櫂の先きで、
燧鉄
(
うちがね
)
から散る火花のやうな飛沫を四方へ跳ねあげてゐる。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:03 怖ろしき復讐
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
すると
幼児
(
をさなご
)
は大尉が革紐に吊つてゐた、銀象嵌入りの赤い煙管とピカピカ光る
燧鉄
(
うちがね
)
の入つた巾着を見て、いたいけな両手をさしのべて、にこにこと笑つた。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:03 怖ろしき復讐
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
祖父はふと、
燧鉄
(
うちがね
)
も煙草も用意をせずに出かけて来たことを思ひ出して、市場の中をぶらぶら歩き出した。ところが、ものの二十歩も進んだかと思ふと、ばつたりザポロージェ人に出会つた。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:06 紛失した国書
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
燧鉄(うちがね)の例文をもっと
(2作品)
見る
燧
漢検1級
部首:⽕
17画
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
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燧
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