“燧打”の読み方と例文
読み方割合
ひうち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金吾は燧打ひうちぶくろを解いて、青白い火花をチカチカとすっていましたが、やがて、それを附木つけぎに移して
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ゆかに清浄なむしろべてあった。具足櫃ぐそくびつがそこに出されてある。籠手こて脛当すねあて、胴、腹巻などの物具はいうもおろか、金創薬きんそうやく燧打ひうち、弾薬入れ、すべて身にまとうばかりに揃えてあるのだった。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)