“燧石箱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひうちいしばこ50.0%
ひうちばこ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その間に、平次は手燭を見つけて、燧石箱ひうちいしばこを搜しました。パツと灯がつくと、四方あたりは血の海。
「ええ、構うものか、こんな稲荷……。さあ、焼くぞ、こんな燧石箱ひうちばこのような小っぽけなほこらは、またたく間に灰にしてしまうぞ。野良狐のらぎつねが隠れているなら早く出て来い」
半七捕物帳:17 三河万歳 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)