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まっち
ふりがな文庫
“まっち”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
マッチ
語句
割合
燐寸
62.5%
燐燧
6.3%
寸燐
6.3%
待乳
6.3%
燐燵
6.3%
燧
6.3%
真乳
6.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
燐寸
(逆引き)
余は
何時
(
いつ
)
とも無く不審を起し目科とは
抑
(
そ
)
も何者にやと疑いたり、
素
(
もと
)
より室と室、隣同士の事とて或は
燐寸
(
まっち
)
を貸し或は
小刀
(
ないふ
)
を借るぐらいの
交際
(
つきあい
)
は有り
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
まっち(燐寸)の例文をもっと
(10作品)
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燐燧
(逆引き)
最早
燐燧
(
まっち
)
を擦って検める外はない、茲で燐燧を擦るとは随分危険な事で、若しや犬でも婆でも医学士でも廊下へ出て来たらお仕まいだ。
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
二度目の
燐燧
(
まっち
)
で照らし見ると、居なくなったのではなく、余の寝た寝台の上に寝て居るのだ、此の様な境遇を爾まで辛くも思わぬ、其の眠りの安々と心地好げに見ゆることは
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
まっち(燐燧)の例文をもっと
(1作品)
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寸燐
(逆引き)
砂糖水を
盛
(
もり
)
たる
硝盃
(
こっぷ
)
も
其儘
(
そのまゝ
)
にして又其横手には昨日の毎夕新聞一枚と
外
(
ほか
)
に
寸燐
(
まっち
)
の箱一個あり、小棚の隅に置きたる燭台は其蝋燭既に
燃尽
(
もえつく
)
せしかど定めし此犯罪を照したるものならん
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
まっち(寸燐)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
待乳
(逆引き)
深川富岡門前に
待乳
(
まっち
)
屋と謂って
三味線
(
さみせん
)
屋があり、その一人娘で菊枝という十六になるのが、秋も末方の日が暮れてから、つい近所の不動の縁日に
詣
(
まい
)
るといって出たのが、十時半過ぎ
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
まっち(待乳)の例文をもっと
(1作品)
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燐燵
(逆引き)
自分の目の所為とは思ったけれど念の為
燐燵
(
まっち
)
を手探りに捜し、火を摺って見た、能くは見えぬが何も居ぬらしい
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
まっち(燐燵)の例文をもっと
(1作品)
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燧
(逆引き)
燧
(
まっち
)
で火を移しますると、ぽっ/\と燃え上る。
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
まっち(燧)の例文をもっと
(1作品)
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真乳
(逆引き)
干すと
窄
(
すぼ
)
まる木場辺の渋蛇の目、死んだ
頭
(
かしら
)
の火事見舞は、ついおもだか屋にあった事。品川沖の姪の影、
真乳
(
まっち
)
の
渡
(
わたし
)
の
朧蓑
(
おぼろみの
)
、
鰻掻
(
うなぎかき
)
の
蝮笊
(
まむしざる
)
。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
まっち(真乳)の例文をもっと
(1作品)
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