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まつち
ふりがな文庫
“まつち”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
マツチ
語句
割合
待乳
39.1%
燐寸
26.1%
真土
13.0%
寸燐
13.0%
眞土
4.3%
眞乳
4.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
待乳
(逆引き)
ここからでは顔までしかと見えませんが、今向うの垣根越しにヒョイと見ると、どうでしょう! ありゃ
待乳
(
まつち
)
の多市ですぜ
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まつち(待乳)の例文をもっと
(9作品)
見る
燐寸
(逆引き)
屋臺店を
稍
(
やゝ
)
大きくした程の
停車場
(
ステーシヨン
)
を通り拔けると、小池は始めて落ちついた心持ちになつたらしく、
燐寸
(
まつち
)
を
擦
(
す
)
つてゆツたりと
紙卷煙草
(
かみまきたばこ
)
を吹かした。
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
まつち(燐寸)の例文をもっと
(6作品)
見る
真土
(逆引き)
「おのれ、ぬけぬけと口をふいたそのいい訳、たとえ、
仮面
(
めん
)
の一事はどうであろうと、金吾にとれば
真土
(
まつち
)
の黒髪堂での不覚もある。武士の意気地としても、汝を助けておくわけにはまいらぬ」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まつち(真土)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
寸燐
(逆引き)
人の女房にだけはならずにゐて下されと異見を言はれしが、悲しきは
女子
(
をなご
)
の身の
寸燐
(
まつち
)
の箱はりして
一人口
(
ひとりぐち
)
過
(
すぐ
)
しがたく、さりとて人の台処を這ふも柔弱の
身体
(
からだ
)
なれば勤めがたくて
にごりえ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
まつち(寸燐)の例文をもっと
(3作品)
見る
眞土
(逆引き)
玄土
(
くろつち
)
は
眞土
(
まつち
)
ならねば水入れて深くぬめるなし
早稻田
(
わさだ
)
根づかず
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
ほのぬくみ
明
(
あか
)
る
眞土
(
まつち
)
や追ひぬけて鼠見はなち猫のころぶす
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
まつち(眞土)の例文をもっと
(1作品)
見る
眞乳
(逆引き)
外
(
はづ
)
し給ふとは
卑怯
(
ひけふ
)
なりと手引袖引萬八樓の
棧橋
(
さんばし
)
より家根船に
乘込
(
のりこま
)
せしが折節
揚汐
(
あげしほ
)
といひ南風なれば忽ち吾妻橋をも打越え
眞乳
(
まつち
)
沈
(
しづ
)
んで
梢
(
こずゑ
)
乘込
(
のりこむ
)
と
彼端唄
(
かのはうた
)
に
謠
(
うたは
)
れたる山谷堀より一同船を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
まつち(眞乳)の例文をもっと
(1作品)
見る
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