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峭壁
ふりがな文庫
“峭壁”の読み方と例文
読み方
割合
しょうへき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょうへき
(逆引き)
不動瀑布は
殷々
(
いんいん
)
として遠雷のような音をたてているが、断崖
峭壁
(
しょうへき
)
で
囲繞
(
いにょう
)
されているのでその本体を見ることが出来ぬ。
平ヶ岳登攀記
(新字新仮名)
/
高頭仁兵衛
(著)
武尊
(
ほたか
)
山の
峭壁
(
しょうへき
)
に住んでゐた野猿を猟師から買ひ受け、その唇を味噌煮にこしらへて食べたことがあるが、軽い土臭と酸味を持つてゐて、口では言ひ現せぬ魔味を感じたのであつた。
たぬき汁
(新字旧仮名)
/
佐藤垢石
(著)
わたしはだいたいこういう景のところであろうとつねから考えていたのである。それは
峨々
(
がが
)
たる
峭壁
(
しょうへき
)
があったり岩を
噛
(
か
)
む
奔湍
(
ほんたん
)
があったりするいわゆる奇勝とか絶景とかの称にあたいする山水ではない。
蘆刈
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
峭壁(しょうへき)の例文をもっと
(4作品)
見る
峭
漢検1級
部首:⼭
10画
壁
常用漢字
中学
部首:⼟
16画
“峭”で始まる語句
峭立
峭
峭々
峭刻
峭崖
峭嶢
峭楼
峭深
峭然
“峭壁”のふりがなが多い著者
高頭仁兵衛
佐藤垢石
谷崎潤一郎