“峭嶢”の読み方と例文
読み方割合
せうげう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浮世に背き微志を蓄へてより、世路はなは峭嶢せうげう、烈々たる炎暑、凄々せい/\たる冬日、いつはつべしとも知らぬ旅路の空をうち眺めて、しば/\、正直男と共に故郷なつかしく袖を涙にひぢしことあり。
三日幻境 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)