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峭
ふりがな文庫
“峭”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そそ
50.0%
けわし
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そそ
(逆引き)
一里といえば人里から
左
(
さ
)
のみ遠からぬ処であるにも
拘
(
かかわ
)
らず、ここは殆ど通路の無いほどに岩石
嶮
(
けわ
)
しく
峭
(
そそ
)
り立っているのと、昔から
此辺
(
このあたり
)
は
魔所
(
ましょ
)
と唱えられているのとで
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
所謂
(
いわゆる
)
越中平
(
えっちゅうだいら
)
の平野はここに尽きて、岩を噛む神通川の激流を右に
視
(
み
)
ながら、爪先上りに
嶮
(
けわ
)
しい
山路
(
やまじ
)
を辿って行くと、眉を圧する
飛騨
(
ひだ
)
の山々は、
宛
(
さな
)
がら行手を
遮
(
さえぎ
)
るように
峭
(
そそ
)
り立って
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
峭(そそ)の例文をもっと
(1作品)
見る
けわし
(逆引き)
それから
富来
(
とぎ
)
、
増穂
(
ますほ
)
、
剣地
(
つるぎじ
)
、藤浜、黒島——外浜を段々奥へ、次第に、
巌
(
いわ
)
は荒く、波はおどろになって、
平
(
たいら
)
は奇に、奇は
峭
(
けわし
)
くなるのだそうで。……可心はこの黒島へ出たのです、穴水から。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
峭(けわし)の例文をもっと
(1作品)
見る
峭
漢検1級
部首:⼭
10画
“峭”を含む語句
峭立
峻峭
奇峭
料峭
峭壁
孤峭
岩峭
峭楼
稜峭
幽峭
巉峭
峻峭耿介
峭然
峭深
乱峭
峭嶢
峭崖
峭刻
峭々
危峭
“峭”のふりがなが多い著者
泉鏡花
岡本綺堂