トップ
>
奔湍
ふりがな文庫
“奔湍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほんたん
90.5%
はんたん
4.8%
はやせ
4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほんたん
(逆引き)
それは、
奔湍
(
ほんたん
)
巌をかむ急流の
Zwagri
(
ツワグリ
)
が、なぜそこまでが激流で、そこからが瀞をなすのか——それを、折竹が謎として考えたからだ。
人外魔境:03 天母峰
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
奔湍(ほんたん)の例文をもっと
(19作品)
見る
はんたん
(逆引き)
流水には、家ほども大きい岩があちこちに点在して、水は激しては崩れ、崩れては泡となり、
奔湍
(
はんたん
)
に続く奔湍が、川の姿を現わしている。
瀞
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
奔湍(はんたん)の例文をもっと
(1作品)
見る
はやせ
(逆引き)
谷底は
地殻
(
ちかく
)
の割れ目みたいな乱岩大石の状をなし、走り流れる
奔湍
(
はやせ
)
の凄さは、たちまち、夏を忘れさせる。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
奔湍(はやせ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“奔湍”の意味
《名詞》
奔湍(ほんたん)
川などの流れが急なこと。急流。
(出典:Wiktionary)
奔
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
湍
漢検1級
部首:⽔
12画
“奔”で始まる語句
奔
奔走
奔馬
奔放
奔騰
奔流
奔馳
奔命
奔逸
奔河
“奔湍”のふりがなが多い著者
島田清次郎
矢内原忠雄
服部之総
ロマン・ロラン
小栗虫太郎
吉川英治
佐藤垢石
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
夏目漱石