“摂氏”の読み方と例文
旧字:攝氏
読み方割合
せっし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「私は持って居りませんが、この壁にかかっています。これは自記寒暖計じきかんだんけいですよ。ほう、只今摂氏せっしの二十七度です。暑いのも道理ですなあ」
中央気象台の報告によると、ある日の最高温度は華氏かし百二十度であった。摂氏せっしでなくて幸福である。
死の接吻 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
水は普通には摂氏せっしの百度にならなければ沸騰しないのですが、それは水の表面を押している気圧が一気圧、すなわち水銀の高さで七六〇ミリメートルになっているからです。
ロバート・ボイル (新字新仮名) / 石原純(著)