幕末維新懐古談ばくまついしんかいこだん73 栃の木で老猿を彫ったはなし73 とちのきでろうえんをほったはなし
総領娘を亡くしたことはいかにも残念であったが、くよくよしている場合でもなく、一方には学校という勤めがあるので取りまぎれていました。 すこし話が前後へ転じますが、その年の春、農商務省で米国シカゴ博覧会に出品のことについて各技術家に製作を依嘱し …
作品に特徴的な語句
つな じき 疲労くたび 漸々だんだん さら ぐい 村端むらはず つか くる きび 中通なかとお うそ ぎわ 中頃なかば 目論もくろん 木彫もくちょう ゆびさ 食物くいもの しら 夥多おびただ 道理もっとも 直段ねだん 道程みちのり 音信たより 鹿沼かぬま ふもと 下葺したぶ はたけ 独語ひとりごと じい 爪先つまさき 焚火たきび のみ 灰汁あく 雨掩あまおお すべ 躊躇ちゅうちょ 谿間たにま のぞ こうむ 老爺おやじ 麻柄おがら ころ 直径さしわたし 鸚鵡おうむ すが 紺青こんじょう 納所なっしょ はし 這入はい 身体からだ 厄介やっかい 幾金いくら 幾抱いくかか けわ がけ 岩角いわかど 小口こぐち 塩梅あんばい 土産みやげ 四方あたり 喬木きょうぼく 半途はんと 初茸はつたけ かぶ 其所そこ もう 便たよ 何程いくら 何処どこ 人別にんべつ 木挽こびき 満更まんざら 河岸かし 此所ここ 此処ここ 樵夫きこり とち そま 木理もくめ 漸々ようよう 智慧ちえ うま つま おお ひろ ほう 手金てきん
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