“谿間”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たにま82.8%
たにあひ10.3%
たにあい6.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又、この風景作家の異常なる注意は、裸女の蓮台が通り過ぎる所の、谿間たにまの花の細道が作る曲線にまでも行届いていたのです。
パノラマ島綺譚 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
ばう谿間たにあひの崖に臨むで建てかけた新建しんたちで、崖の中程からによつきりときあがつて、欄干らんかんの前でぱつと両手をひろげたやうなかへでの古木がある。
茸の香 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
何しろ深い谿間たにあいのじめじめしたところだから、ずるずる止め度もなく、すべって、到頭深い洞穴あなのなかへちてしまったもんですよ。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)