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谿川
ふりがな文庫
“谿川”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たにがわ
63.6%
たにがは
36.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たにがわ
(逆引き)
熊笹は人の身の丈を没すという深さ、暗い林の遠くには気味の悪い鳥の声がして、
谿川
(
たにがわ
)
の音は
物凄
(
ものすご
)
いように
樹立
(
こだち
)
の間に
唱
(
うた
)
っている。
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
猟師に追詰められた兎か
何
(
なん
)
ぞのように、山裾の
谿川
(
たにがわ
)
の岸の草原に
跪坐
(
しゃが
)
んでいる、彼女の姿の発見されたのは、それから大分たってからであった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
谿川(たにがわ)の例文をもっと
(7作品)
見る
たにがは
(逆引き)
まだ
暮果
(
くれは
)
てず
明
(
あかる
)
いのに、
濡
(
ぬ
)
れつゝ、ちらちらと
灯
(
ひとも
)
れた
電燈
(
でんとう
)
は、
燕
(
つばめ
)
を
魚
(
さかな
)
のやうに
流
(
なが
)
して、
靜
(
しづか
)
な
谿川
(
たにがは
)
に
添
(
そ
)
つた。
流
(
ながれ
)
は
細
(
ほそ
)
い。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
おしやれな
娘兎
(
むすめうさぎ
)
のこととて、でかけるまでには
谿川
(
たにがは
)
へ
下
(
を
)
りて
顏
(
かほ
)
をながめたり、からだ
中
(
ぢう
)
の
毛
(
け
)
を一
本
(
ぽん
)
一
本
(
ぽん
)
、
綺麗
(
きれい
)
に
草
(
くさ
)
で
撫
(
な
)
でつけたり、
稍
(
やゝ
)
、
半日
(
はんにち
)
もかかりました。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
谿川(たにがは)の例文をもっと
(4作品)
見る
谿
漢検1級
部首:⾕
17画
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
“谿”で始まる語句
谿
谿谷
谿間
谿流
谿河
谿底
谿水
谿々
谿合
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