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谿々
ふりがな文庫
“谿々”の読み方と例文
読み方
割合
たにだに
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たにだに
(逆引き)
魂
(
たま
)
ぎるような悲鳴です。
月明
(
つきあかり
)
の
谿々
(
たにだに
)
に、響きわたるさまは、何というか、いと物すさまじい
其
(
そ
)
の場の光景でした。
崩れる鬼影
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
私はこの
古城址
(
こじょうし
)
に遊んで、君なぞの思いもよらないような風景を望んだ。それは茂った青葉のかげから、遠く白い山々を望む美しさだ。日本アルプスの
谿々
(
たにだに
)
の雪は、ここから白壁を望むように見える。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
谿々
(
たにだに
)
の
雑木
(
ざふき
)
の芽立
紅
(
べに
)
をふくみ雨こまやかなり春か来ぬらし
風隠集
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
谿々(たにだに)の例文をもっと
(3作品)
見る
谿
漢検1級
部首:⾕
17画
々
3画
“谿”で始まる語句
谿
谿谷
谿間
谿流
谿河
谿川
谿底
谿水
谿合
谿壑
“谿々”のふりがなが多い著者
島崎藤村
北原白秋
海野十三