“月明”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つきあかり52.8%
げつめい33.3%
つきあか5.6%
つきあきら5.6%
つきあ2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このあたりを俗に大洞と称している。前面の小島は小鳥ヶ島である。月明の夜に湖上に舟を浮べて、幽寂を楽しむのも一興であろう。
そもそも享保のむかし服部南郭が一夜月明に隅田川を下り「金竜山畔江月浮」の名吟を世に残してより、明治に至るまで二百有余年
向嶋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
その間も寂しい鬼が島のには、美しい熱帯の月明りを浴びた鬼の若者が五六人、鬼が島の独立を計画するため、椰子の実に爆弾を仕こんでいた。
桃太郎 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
その晩は例の竹が、枕元で婆娑ついて、寝られない。障子をあけたら、庭は一面の草原で、夏の夜の月明かなるに、眼をしらせると、垣ももあらばこそ、まともに大きな草山に続いている。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
春木は、首をちぢめて、のかげにとびこんだ。二十日あまりの月明かりであった。姿を見られやすいから、行動は楽でない。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)