“月明”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
つきあかり52.8%
げつめい33.3%
つきあか5.6%
つきあきら5.6%
つきあ2.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“月明”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.7%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
盛遠もりとおは徘徊を続けながら、再び、口を開かない。月明つきあかり。どこかで今様いまよううたう声がする。
袈裟と盛遠 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
擦違うて両人ひとしく振返り、月明つきあかりに顔を見合いしが、見も知らぬ男なれば、銀平はそのまま歩を移しぬ。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
最後に昨夜の月明げつめい何処どこからとも無く響くギタルのを聞いて寝たのが何だか物哀ものがなしかつたことを附記して置く。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
渠ははたして三年みとせの昔天神橋上月明げつめいのもとに、ひじりて壮語し、気を吐くことにじのごとくなりし女丈夫なるか。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
その間も寂しい鬼が島のいそには、美しい熱帯の月明つきあかりを浴びた鬼の若者が五六人、鬼が島の独立を計画するため、椰子やしの実に爆弾を仕こんでいた。
桃太郎 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
わがゆくかたは、月明つきあかりさしるなべに、
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
障子しょうじをあけたら、庭は一面の草原で、夏の夜の月明つきあきらかなるに、眼をしらせると、垣もへいもあらばこそ、まともに大きな草山に続いている。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
オヤとおもつて、窓外まどのそとながめると、今宵こよひ陰暦いんれきの十三月明つきあきらかなる青水せいすい白沙はくしや海岸かいがんには、大佐たいさ部下ぶか水兵等すいへいらは、晝間ひるま疲勞つかれこのつきなぐさめんとてや、此處こゝ一羣ひとむれ
春木は、首をちぢめて、へいのかげにとびこんだ。二十日あまりの月明つきあかりであった。姿を見られやすいから、行動は楽でない。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
それから先のことは、春木少年がお稲荷いなりさんの崖の上から月明つきあかりに見ていたとおりだった。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)