“げつめい”の漢字の書き方と例文
語句割合
月明100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最後に昨夜の月明げつめい何処どこからとも無く響くギタルのを聞いて寝たのが何だか物哀ものがなしかつたことを附記して置く。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
そして首尾よく構えの外へ脱出すると、すぐその場で松明を捨て、五六丁走った後に被衣かつぎかぶって、見渡すかぎり渺茫びょうぼうとした月明げつめいの中へ溶け込んで行った。
この鏡はかえって正体の知れぬ陳士成の全身を透きとおして、彼の身体の上に鉄の月明げつめいを映じた。
白光 (新字新仮名) / 魯迅(著)