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婆娑
ふりがな文庫
“婆娑”の読み方と例文
読み方
割合
ばさ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばさ
(逆引き)
頭に
婆娑
(
ばさ
)
たる
長毛
(
ちょうもう
)
を戴き、底意ありげな薄笑いをしているところは、張継が「楓橋夜泊」の寒山拾得の顔にその儘であった。
玉取物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
涼風一陣吹到る
毎
(
ごと
)
に、ませ
籬
(
がき
)
によろぼい懸る夕顔の影法師が
婆娑
(
ばさ
)
として舞い出し、さてわ
百合
(
ゆり
)
の葉末にすがる露の
珠
(
たま
)
が、忽ち
蛍
(
ほたる
)
と成ッて飛迷う。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
婆娑
(
ばさ
)
とした街路樹がかすかな露気を額にさしかけ、その下をランデ・ヴウの男女が燕のように閃いてすれ違う。
巴里祭
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
婆娑(ばさ)の例文をもっと
(14作品)
見る
婆
常用漢字
中学
部首:⼥
11画
娑
漢検1級
部首:⼥
10画
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婆娑羅
婆娑羅者
婆娑々々
婆娑婆娑
婆娑羅型
婆娑羅扇
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婆娑羅大名
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“婆娑”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
二葉亭四迷
夏目漱石
吉川英治
永井荷風
久生十蘭
岡本かの子
夢野久作
芥川竜之介