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ばさ
ふりがな文庫
“ばさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
婆娑
63.6%
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22.7%
婆裟
13.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
婆娑
(逆引き)
涼風一陣吹到る
毎
(
ごと
)
に、ませ
籬
(
がき
)
によろぼい懸る夕顔の影法師が
婆娑
(
ばさ
)
として舞い出し、さてわ
百合
(
ゆり
)
の葉末にすがる露の
珠
(
たま
)
が、忽ち
蛍
(
ほたる
)
と成ッて飛迷う。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
ばさ(婆娑)の例文をもっと
(14作品)
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(逆引き)
「ぬすッとどもは、みんな一ト
束
(
たば
)
に、おれの鼻紙
挟
(
ばさ
)
みに収まっている。逃げッこはねえ、安心しなよ、兄さん」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ばさ(挟)の例文をもっと
(5作品)
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婆裟
(逆引き)
朧ろ朧ろの月の光も屋根に
遮
(
さえぎ
)
られてそこまでは届かず、
婆裟
(
ばさ
)
として暗いその
辺
(
あた
)
りを淡紅色にほのめかせて何やら老人は持っているらしい。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ばさ(婆裟)の例文をもっと
(3作品)
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