“娑婆苦”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しゃばく66.7%
しやばく33.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“娑婆苦”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 箴言 アフォリズム 寸言7.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
保吉もまた二十年ぜんには娑婆苦しゃばくを知らぬ少女のように、あるいは罪のない問答の前に娑婆苦を忘却した宣教師のように小さい幸福を所有していた。
少年 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
古人は神の前に懺悔ざんげした。今人は社会の前に懺悔している。すると阿呆や悪党を除けば、何びとも何かに懺悔せずには娑婆苦しゃばくに堪えることは出来ないのかも知れない。
侏儒の言葉 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
そこにはたとひ娑婆苦しやばくはあつても、地獄の業火ごふくわは燃えてゐない。
——「何の為にこいつも生まれて来たのだらう? この娑婆苦しやばくの充ち満ちた世界へ。——何の為に又こいつもおれのやうなものを父にする運命をになつたのだらう?」
或阿呆の一生 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)