トップ
>
娑婆気
ふりがな文庫
“娑婆気”のいろいろな読み方と例文
旧字:
娑婆氣
読み方
割合
しゃばっけ
41.2%
しゃばけ
35.3%
しゃばッき
11.8%
しゃばき
5.9%
しやばけ
5.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゃばっけ
(逆引き)
つむじ曲りが、
娑婆気
(
しゃばっけ
)
な、わざと
好事
(
ものずき
)
な吾妻下駄、霜に寒月の冴ゆる
夜
(
よ
)
の更けて帰る千鳥足には、殊更に音を立てて、カラカラと板を踏む。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
娑婆気(しゃばっけ)の例文をもっと
(7作品)
見る
しゃばけ
(逆引き)
だが、この絵図面は見ねえ方がよかったな、これを見たために、せっかくの
娑婆気
(
しゃばけ
)
が立ちおくれをして、どうやらもとのがんりきに戻ってしまいそうだ
大菩薩峠:09 女子と小人の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
娑婆気(しゃばけ)の例文をもっと
(6作品)
見る
しゃばッき
(逆引き)
徒
(
いたず
)
らに鼻が
隆
(
たか
)
く目の
窪
(
くぼ
)
んだ処から、まだ
娑婆気
(
しゃばッき
)
のある頃は、
暖簾
(
のれん
)
にも看板にも(目あり)とかいて、
煎餅
(
せんべい
)
を焼いて売りもした。
開扉一妖帖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
娑婆気(しゃばッき)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
しゃばき
(逆引き)
が、入る時見た、
襖一重
(
ふすまひとえ
)
が直ぐ
上框
(
あがりかまち
)
兼帯の茶の室で、そこに、
髷
(
まげ
)
に
結
(
い
)
った
娑婆気
(
しゃばき
)
なのが、と膝を占めて構えていたから。
第二菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
娑婆気(しゃばき)の例文をもっと
(1作品)
見る
しやばけ
(逆引き)
いくら苦しくても拙でも云はねば済まぬ声だから、尤も
娑婆気
(
しやばけ
)
を離れた邪気のない事である。殆んど自然と一致した
私
(
わたくし
)
の少い声である。
艇長の遺書と中佐の詩
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
娑婆気(しやばけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
娑
漢検1級
部首:⼥
10画
婆
常用漢字
中学
部首:⼥
11画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“娑婆”で始まる語句
娑婆
娑婆苦
娑婆界
娑婆塞
娑婆氣
娑婆飯
娑婆世界
検索の候補
娑婆
婆娑
婆娑羅
娑婆苦
出娑婆
娑婆塞
娑婆界
娑婆氣
婆娑羅者
娑婆飯
“娑婆気”のふりがなが多い著者
中里介山
泉鏡花
夏目漱石
吉川英治