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上框
ふりがな文庫
“上框”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あがりがまち
62.3%
あがりかまち
34.4%
あがりぐち
1.6%
かみがまち
1.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あがりがまち
(逆引き)
上框
(
あがりがまち
)
に腰をかけていたもう一人の男はやや
暫
(
しば
)
らく彼れの顔を見つめていたが、
浪花節
(
なにわぶし
)
語りのような妙に張りのある声で突然口を切った。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
上框(あがりがまち)の例文をもっと
(38作品)
見る
あがりかまち
(逆引き)
上框
(
あがりかまち
)
の板の間に上ると、
中仕切
(
なかしき
)
りの
障子
(
しょうじ
)
に、赤い
布片
(
きれ
)
を
紐
(
ひも
)
のように細く切り、その先へ重りの鈴をつけた
納簾
(
のれん
)
のようなものが一面にさげてある。
寺じまの記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
上框(あがりかまち)の例文をもっと
(21作品)
見る
あがりぐち
(逆引き)
上框
(
あがりぐち
)
が三畳で、直ぐ次がこの六畳。前の縁が
折曲
(
おりまが
)
った処に、もう
一室
(
ひとま
)
、障子は
真中
(
まんなか
)
で開いていたが、閉った蔭に、床があれば有るらしい。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
上框(あがりぐち)の例文をもっと
(1作品)
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かみがまち
(逆引き)
のんきなことを言いあっているとき、部屋の
上框
(
かみがまち
)
のほうで
顎十郎捕物帳:07 紙凧
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
上框(かみがまち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“上框(上り框)”の解説
上り框(あがりがまち/あがりかまち・上框)は、主に玄関の上がり口で履物を置く土間の部分と廊下や、玄関ホール等の床との段差部に水平に渡した横木をいう。まれに式台の部位を指すことがある。日本建築における床の間の段差部では床框(とこがまち)と呼び区別する。
(出典:Wikipedia)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
框
漢検1級
部首:⽊
10画
“上”で始まる語句
上
上手
上下
上方
上海
上衣
上野
上総
上人
上﨟
“上框”のふりがなが多い著者
石川啄木
泉鏡花
永井荷風
牧逸馬
小山清
島崎藤村
林不忘
久生十蘭
有島武郎
幸田露伴