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あがりかまち
ふりがな文庫
“あがりかまち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
上框
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上框
(逆引き)
広巳は
上框
(
あがりかまち
)
へ出て婢の出した瓶子と茶碗を引ったくるように執り、いきなりそこへ
胡座
(
あぐら
)
をかき、瓶子の栓を口で
脱
(
ぬ
)
いて、どくどくと
注
(
つ
)
いで飲んだ。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
万平は
上框
(
あがりかまち
)
へヘタヘタと両手を
支
(
つ
)
いた。奥から一パイ飲んだらしい
中禿
(
ちゅうはげ
)
の親方が、真赤な顔をして出て来た。青い筋が額にモリモリと浮上っていた。
芝居狂冒険
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
入口の
上框
(
あがりかまち
)
ともいうべきところに、いと大なる石を横たえわたして崩れ
潰
(
つい
)
えざらしめんとしたる如きは、むかしの人もなかなかに巧みありというべし。
知々夫紀行
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
あがりかまち(上框)の例文をもっと
(21作品)
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