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『寺じまの記』
ふりがな文庫
『
寺じまの記
(
てらじまのき
)
』
雷門といっても門はない。門は慶応元年に焼けたなり建てられないのだという。門のない門の前を、吾妻橋の方へ少し行くと、左側の路端に乗合自動車の駐る知らせの棒が立っている。浅草郵便局の前で、細い横町への曲角で、人の込合う中でもその最も烈しく込合う …
著者
永井荷風
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
母
(
かア
)
生
(
はや
)
急
(
せわ
)
降
(
おり
)
其方
(
そちら
)
艶
(
なまめか
)
同
(
おん
)
湯
(
ぶ
)
横腹
(
よこはら
)
上
(
あが
)
後
(
うしろ
)
新宿
(
にいじゅく
)
燈火
(
とうか
)
絣
(
かす
)
間
(
けん
)
駐
(
とま
)
上框
(
あがりかまち
)
厭
(
いと
)
家
(
いえ
)
幾流
(
いくなが
)
掘除
(
ほりのぞ
)
橋袂
(
はしだもと
)
水田
(
すいでん
)
灯
(
あかり
)
燈火
(
あかり
)
花瓶
(
はないけ
)
一人
(
ひとり
)
一介
(
いっかい
)
上
(
のぼ
)
下婢
(
かひ
)
中
(
うち
)
中折
(
なかおれ
)
亀戸
(
かめいど
)
井
(
い
)
亜鉛
(
トタン
)
交
(
まじ
)
京成
(
けいせい
)
何処
(
どこ
)
俄
(
にわか
)
先刻
(
さっき
)
入
(
い
)
入金
(
いりきん
)
其処
(
そこ
)
冠
(
かぶ
)
出入
(
でいり
)
半纏
(
はんてん
)
卓子
(
テーブル
)
台
(
だい
)
各
(
おのおの
)
合
(
あ
)
向嶋
(
むこうじま
)
呼鈴
(
よびりん
)
啣
(
くわ
)
四木
(
よつぎ
)
址
(
あと
)
堀切
(
ほりきり
)
外
(
ほか
)
妾
(
めかけ
)
家
(
うち
)
家造
(
やづく
)
寄席
(
よせ
)
寝台
(
ねだい
)
小家
(
こいえ
)
小梅
(
こうめ
)
屈
(
かが
)
工風
(
くふう
)
布片
(
きれ
)
幟
(
のぼり
)
彩旗
(
さいき
)
彼処
(
かしこ
)
彼方
(
かなた
)
往来
(
ゆきき
)
後方
(
うしろ
)
忽然
(
こつぜん
)
憚
(
はばか
)
押上
(
おしあげ
)
挟
(
はさ
)
提灯
(
ちょうちん
)
曳舟
(
ひきふね
)
朴訥
(
ぼくとつ
)
枕木
(
まくらぎ
)
林檎
(
りんご
)
柳畠
(
やなぎばたけ
)
柾木
(
まさき
)
椅子
(
いす
)
横町
(
よこちょう
)
樹
(
き
)
橋銭
(
はしせん
)
河向
(
かわむこう
)
洲崎
(
すさき
)
淫祠
(
いんし
)
淵
(
ふち
)
煌々
(
こうこう
)
煩
(
わずら
)
燈影
(
ほかげ
)
玉
(
たま
)
町端
(
まちはず
)
祝儀
(
しゅうぎ
)
祠
(
ほこら
)
稠
(
しげ
)