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稠
ふりがな文庫
“稠”の読み方と例文
読み方
割合
しげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しげ
(逆引き)
外へ出ると、人の
往来
(
ゆきき
)
は漸く
稠
(
しげ
)
くなり、チョイトチョイトの呼声も反響するように、路地の四方から聞えて来る。
寺じまの記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
四十五年の
御代
(
みよ
)
長く、事
稠
(
しげ
)
き代の
御安息
(
みやす
)
無く、
六十路
(
むそぢ
)
あまり
一年
(
ひととせ
)
の
御顔
(
みかお
)
に寄する年の波、
御魂
(
みたま
)
は
慕
(
した
)
ふ西の京、吾事終へつと
嘘
(
うそむ
)
きて、君
逝
(
ゆ
)
きましぬ東京に。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
稠(しげ)の例文をもっと
(2作品)
見る
稠
漢検1級
部首:⽲
13画
“稠”を含む語句
稠密
稠人
稠坐
粘稠
稠座
錬稠
濃稠
合体稠和
樊稠
稠厚
稠敷
稠林
“稠”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
永井荷風