“稠密”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ちゅうみつ77.8%
ちうみつ11.1%
ちょうみつ11.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“稠密”を含む作品のジャンル比率
自然科学 > 生物科学・一般生物学 > 生物科学・一般生物学5.9%
文学 > フランス文学 > 小説 物語3.8%
文学 > 英米文学 > 小説 物語1.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そのいっせい射撃はきわめて猛烈で稠密ちゅうみつであって、赤旗の竿さお、すなわち乗り合い馬車のながえの先を、打ち折ってしまったのである。
生垣があり槖駝師うえきやの植木があって、人家は稠密ちゅうみつと云うほどでもないが、それでもかなり人家があるので、の一つも見えないと云うはずがなかった。
馬の顔 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
我国本土のうちでも中国の如き、人口稠密ちうみつの地に成長して山をも野をも人間の力でたひらげ尽したる光景を見慣れたる余にありては、東北の原野すら既に我自然に帰依きえしたるの情を動かしたるに、北海道を見るに及びて、如何いかで心躍らざらん、札幌は北海道の東京でありながら、満目の光景は殆ど余を魔し去つたのである。
空知川の岸辺 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
六月の午後の真昼間だというに、そして所はといえば、英国きっての人口の稠密ちょうみつな地方だというに一列車が乗客を載せたまま、熟練な化学実験の大家たいか空々くうくうたる瓦斯ガスにでも変化してしまったかのように、影も形も見えなくなったのだ。