“六十路”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むそじ58.3%
むそぢ41.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なんのなんの、世間へることも、羞恥むことも少しもない。光圀もことし六十五、雪乃も六十路にちかい年。よも、今さらし浮名は立つまい」
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
すると反対の側から、年の頃は六十路を二つ三つ越えたと思われる半白の口髭頤髯凛々しい将軍が、六尺豊かの長身を、静かにマイクロフォンに近づけた。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
未だ浮世れぬ御身なれば、思ひ煩らひ給ふもなれども、六十路に近き此の老婆、いかでしき事を申すべき、聞分け給ひしかや
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
四十五年の御代長く、事き代の御安息無く、六十路あまり一年御顔に寄する年の波、御魂ふ西の京、吾事終へつときて、君きましぬ東京に。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)