“七十路”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ななそぢ57.1%
ななそじ42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かがなべておいの齡のたふとさよ七十路ななそぢあまりいよよ七歳ななとせ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
七十路ななそぢの耳はみみしひ
故郷の花 (旧字旧仮名) / 三好達治(著)
縁側もない破屋あばらやの、横に長いのを二室ふたまにした、古びゆがんだ柱の根に、よわい七十路ななそじに余る一人のおうな、糸をつて車をぶう/\、しずかにぶう/\。
二世の契 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
ひとりのこりぬ七十路ななそじの身の
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)