“曳舟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひきふね60.0%
ひきぶね30.0%
えいしゅう10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右に折れて行けば、曳舟ひきふねの停車場があるはずです。そこから汽車にのりましょう。そしてどっか遠いところへ行きましょう
一寸法師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
河心の一銭蒸汽じょうきは、曳舟ひきぶね蒸汽を追い越して、河岸の石垣に、あと浪を寄せつけて行きます。幼馴染の景色は何一つ変ってません。何一つ変っていません。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
風のまにまに漂わされる帆船に相並んで、それを必要に応じて曳舟えいしゅうするために、あるいはかいによりあるいは蒸気によって自由な方向に進み得る船を有しなければ、艦隊なるものは存在し得ない。