“えいしゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
潁州57.1%
曳舟14.3%
永州14.3%
郢州14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ば、ばかな。……では何だな、君は潁州えいしゅう練兵指揮官という光栄ある官職もわすれ、いまでは賊徒に加盟してしまったのか」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
風のまにまに漂わされる帆船に相並んで、それを必要に応じて曳舟えいしゅうするために、あるいはかいによりあるいは蒸気によって自由な方向に進み得る船を有しなければ、艦隊なるものは存在し得ない。
唐の柳宗元りゅうそうげん先生が永州えいしゅう司馬しばに左遷される途中、荊門けいもんを通過して駅舎に宿ると、その夜の夢に黄衣の一婦人があらわれた。彼女は再拝して泣いて訴えた。
都の者は、笑っていたが、なんぞ知らん、彼は途中から道をかえて、荊州けいしゅうのほうへ急いでいたのだった。そして、郢州えいしゅうの近くまで来ると、彼方から一隊の軍馬が、整然と来て
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)