郢州えいしゅう)” の例文
都の者は、笑っていたが、なんぞ知らん、彼は途中から道をかえて、荊州けいしゅうのほうへ急いでいたのだった。そして、郢州えいしゅうの近くまで来ると、彼方から一隊の軍馬が、整然と来て
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)